[6日 ロイター] - 中国の金融監督当局は、イラン産原油との関連を理由に米国から最近制裁を受けた5つの製油所への新規融資を一時停止するよう、国内の大手金融機関に指示した。ブルームバーグ・ニュースが6日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
ロイターはこの報道内容を確認できていない。
報道によると、国家金融監督管理総局(NFRA)は銀行に対し、人民元建ての新規融資を控えるよう口頭で指示した。既存融資の回収は求めなかったという。
ブルームバーグが引用した関係者によると、銀行各社は中国最大の民間精製会社である恒力石化を含む企業との取引を見直すよう指示された。
NFRAと恒力石化はロイターのコメント要請に返答していない。
指示は今月1日以前に出されたもので、中国商務省が2日に発表した通知とは対照的だ。同省は通知で、 米国の制裁に従わないよう企業に求めていた。
米財務省は先月、数十億ドル相当のイラン産原油を購入したとして恒力石化に制裁を発動した。
また、ベセント米財務長官は同月、イラン産原油を購入する国に制裁を科すと警告。財務省が中国の銀行2行に書簡を送り、イランとの取引を処理していることが判明すれば二次制裁の対象になると伝えたことを明らかにした。