普通社債

テスラは、2025年償還のジャンク債(表面利率5.3%)と同じような通常社債を発行することもあり得る。

もっともこのジャンク債は価格が0.8713ドルと額面を大きく下回っており、直近の起債時の好条件をまた得られそうにはない。

テスラの株主トップ10に名を連ねるオッペンハイマー・ファンズのクリシュナ・メマニ最高投資責任者は、新規の社債発行時にはマスク氏を取り巻く状況に対する精査レベルはずっと高くなるだろうと述べた。

株式

株式市場はこれまでテスラに友好的な態度を保ってきた。しかしマスク氏は、第2・四半期決算発表後の電話会議で「われわれはいかなる時点でも株式で資金を調達しない。実行する見通しも計画もない」と語っている。

リース/ABS

テスラが自動車リース債権を証券化することも考えられる。実際今年に入って、モデルSとモデルXのリース債権を裏付けとした5億4600万ドルの証券を販売した。

こうした資産担保証券(ABS)の新規発行に絡む問題点は2つある。1つはEV市場の競争が激しくなる中で、中古車が期待ほど多く売れなくなる可能性があること。もう1つは、モデル3セダンがリースできないため、販売台数に占めるリースの割合が劇的に低下していることだ。

[ニューヨーク 28日 ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます