[‍ソウル 9日 ロイター] - 韓国の金融監督当局は9日、仮想通貨取引所ビッサムが顧客に400億ドル相当のビットコインを誤って配布した件について、仮想通貨の脆弱性に対処するため規制を強化する必要性が高まったと述べた。

ビッサムの7日の発表によると、6日にプロモーション目的の報酬としてビットコイン62万BTCを誤って顧客に配布し、それをきっかけに同取引所で売りが殺到した。

当局の初期調査によると、ビッサムは誤って配布した62万BTCの99.7%を回収。取引停止前に売却された1786BTCについては93%を回収した。

金融監督院(FSS)のイ・⁠チャンジン院長は記者会見で、「これは仮想‍資産の情報システムの構造的問題を示す事例だ。われわれが真剣に検討している分野は多いが、特に情報システムの問題を懸念している」と述べ、‍こうしたリスクに対処するため規制‍メカニズムの改善が必要だとした。

‍ビットサムが保有量を超えるビットコインを配布したとの報道について、イ氏は「仮想通貨が伝統的な金融資産となるには、まず『ゴーストコイン(架空⁠のコイン)』問題の解決が不可欠だ」と指摘した。

誤って配布されたビット⁠コインを既に売却した‍者は、取引所に返還する法的義務を負うと述べた。

政府が計画するビットコイン現物上場投資商品(ETF)導入について、イ氏は伝統的金融資産として認められるには安定性が確保される必要があると慎重な見解を示すと述べた。

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