悲観的なのはロブレドだけではない。「守旧派の支持を受けたドゥケが大統領では、進歩は期待できない。ドゥケは若いが、恵まれない国民を犠牲にしてあらゆる特権を享受してきた既成勢力の操り人形だから尚更だ」と、アベジャは言う。

しかし民主中道党の党員らは、若さがドゥケの最大の強みだと考えている。「ドゥケは、過去20年にわたってこの国を支配してきた政治家に代わる若い世代の誕生を象徴している」とバレンシアは言う。「ドゥケは、自身の支持者からの影響など一切受けず、何のしがらみもなく大統領に就任する。それが、腐敗防止の取り組みを後押しするだろう」

もし運よく後者だとしても、火種はもう1つある。和平合意の修正だ。いったん無罪放免になったゲリラ転じて政治家が、今更罰を受けるはずがない。

(翻訳:村井裕美、ガリレオ)