[ジャカルタ 3日 ロイター] - インドネシアのアイルランガ調整相(経済担当)は3日、来週米国のビジネスパートナーと340億ドル規模の合意文書に署名し、米国からの輸入を拡大すると発表した。インドネシアは9日までに米国と貿易協定を結ばなければ32%の関税を課される恐れがある。
協定には、燃料輸入の拡大、インドネシア企業による米エネルギー・農業部門への投資が含まれる。同国のガルーダインドネシア航空は、ボーイングから航空機最大75機を購入する方向で協議に入っていると明らかにした。
アイルランガ氏は記者団に対し、7月7日に調印予定の覚書(MOU)に基づき、340億ドルを新たな対米投資や輸入に充てると説明。「これは、政府、規制当局、国有企業、民間部門が米国の相互関税の導入に一致団結して対応していることを示す」と述べた。
米国との貿易収支の不均衡を是正することで、インドネシアはベトナムが米国と締結した協定よりも有利な貿易協定を結ぶことを期待していると語った。