イランは、アメリカやサウジと敵対しながらもレバノンやイラク、シリア、イエメンの中央政府との同盟に成功するなど中東での影響力を拡大している。シリア内戦では反政府勢力ではなくバシャル・アサド大統領を支持した結果、同じくアサドを支援していたロシアとの結びつきも深まった。

イランが南北アメリカへの進出を図るのは、今回が初めてではない。友好関係にある中南米諸国からはこれまでも、イランが支援するレバノンのシーア派組織ヒズボラの一派を匿ってもらうなど政治的な支援を受けてきている。米紙USAトゥデーによれば、イランは2014年、ペルシャ湾での米海軍のプレゼンスに抗議するため、メキシコ湾にイラン海軍の軍艦を派遣しようとしたこともある。

(翻訳:河原里香)

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