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どしゃぶりの路面コンディションでも狙ったラインを乱すことはありません。

より実感できたのは同じく、水がまかれたどしゃぶりコンディションでのスラロームコースでした。パイロンで隘路の急カーブを演出してあるのですが、急発進と急減速を繰り返しながらステアリングを切っても、あら不思議。ホイールベースの長い巨体とは思えない俊敏な動きをします。感覚としては、はるかにサイズの小さいAWDスポーツを運転している感覚。けれども違和感をまったくといっていいほど感じないのは、この4輪操舵システムの熟成を物語っていました。

アヴェンタドールSには4つのドライブモードがあります。街乗りに最適な「ストラーダ」、スポーツカーらしい後輪駆動を意識した「スポルト」、そしてあらゆる路面コンディションに対応し、サーキット走行におけるAWDスポーツの限界性能を引き出す「コルサ」、さらにアヴェンタドールSで初導入された「エゴ」モードです。「エゴ」はドライバーの好みに応じてトラクション、ステアリング、サスペンションをカスタマイズすることが可能になりました。通常のスポーツカーであれば一般的なセルフカスタマイズもランボルギーニにとっては、フラッグシップであるアヴェンタドールSだけに許された特権だといえるかも知れません。

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スイッチカバーを押し上げてエンジンスタート。この儀式でめちゃくちゃあがります!

【参考記事】【グランドセイコー、未来へ紡ぐ10の物語】Vol.1 精度とデザイン、世界への挑戦はその追求から始まった。

時速100kmまでの加速は2.9秒。最高速度は時速350kmをたたきだすアヴェンタドールS。AWDスポーツのみならずスーパースポーツの世界においても、突出したドライビング性能を誇るアヴェンタドールSですが、「これはスーパーカーではない」とランボルギーニはその称号を拒否しています。そのランボルギーニとしかいいようのないエクステリア、最高峰のスポーツカーにふさわしい代名詞ともなっているV12エンジンの自然吸気によるAWD構造とともに、4輪操舵システムを手に入れて、いっそうの高みを突き抜けた感のあるランボルギーニの矜持を物語っていると言えるでしょう。

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革張りの内装をご覧あれ。クラシック、かつハイエンドな空間が待っています。

Lamborghini Aventador S Coupe / ランボルギーニ アヴェンタドールS クーペ

エンジン:6.5リッターV型12気筒自然吸気 
最高出力:740hp
最大トルク:690Nm
最高速度:350km/h
0-100km/h加速:2.9秒
重量:1575kg
価格:¥44,904,433

https://www.lamborghini.com/jp-en/
問い合わせ:ランボルギーニカスタマーセンター 
TEL:0120-988-889

※当記事は「Pen Online」からの転載記事です。
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