ギリシャは、昨年来の難民・移民の制御不能な流入を食い止めるため成立した欧州連合(EU)とトルコの合意に基づき、4日からレスボス島に到着した難民らをトルコに強制送還する作業を開始した。

 131人の乗った船2隻がトルコ西部ディキリに送還された。

 合意では、シリア人を含め、ギリシャに不法入国した移民・難民の送還をトルコが受け入れる代わりに、EUが数千人のシリア難民をトルコから直接受け入れること、同国に対する追加資金提供、早期のビザなし渡航実現、EU加盟交渉の進展が約束された。

 難民らにはそれぞれ、EU加盟国と非加盟国の国境を警備する欧州対外国境管理協力機関(フロンテックス)の私服職員が同行。ギリシャの暴動担当警官も乗船した。

[レスボス島(ギリシャ) 4日 ロイター]
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