それら副作用のことも承知の上で敢えて使用するとしたら、受験生なら本番直前ではなく、半年前のこの夏休みから慣らしておきたいと考える母親もいる、というわけだ。副作用がどう表れるかは人それぞれで、逆にパフォーマンスが落ちるケースがあることも忘れてはならない。

欧米で若年層が低用量ピルを使用する理由

一方で、欧米先進国では小学生の低用量ピルの使用が増えているという。とはいえ、日本とは事情が異なる。月経困難症への対処目的もあるだろうが、避妊のためという目的がほとんどだ。

ちなみに、ドイツやイギリスでは10代の女性への低用量ピルの処方は無料だという。それだけ国が安全だと認めているということだろう。


逆に日本の場合は、ピルを内服する人は大人であっても少数で、副作用を恐れて普及が進まないのが現実だ。

ピルによって受けられる恩恵はある。医師にもピル推進派、反対派がいるようだが、両方の声を冷静に聞き、分析した方がいい時期に来ているのかもしれない。