国旗は国家を象徴しているからこそ、あらゆる政治的行為のために用いることができる。沖縄の事例は、その文脈を考えれば日本政府の自業自得だろう。なぜその行為を行ったかという背景を見ずに、その行為を罰してみても、見たくない事実を隠ぺいすることにしかならない。
どこの国であれ、国旗の毀損に感情的に反発するのは、国家について権威主義的に思考する者なのだ。
国旗は国家を象徴しているからこそ、あらゆる政治的行為のために用いることができる。沖縄の事例は、その文脈を考えれば日本政府の自業自得だろう。なぜその行為を行ったかという背景を見ずに、その行為を罰してみても、見たくない事実を隠ぺいすることにしかならない。
どこの国であれ、国旗の毀損に感情的に反発するのは、国家について権威主義的に思考する者なのだ。
(ふじさき・まさと) 批評家、非常勤講師
1982年生まれ。東京大学総合文化研究科単位取得退学。専門は思想史。特にカール・シュミットの公法思想を研究。『ユリイカ』、『現代思想』などにも寄稿。訳書にラインハルト・メーリング『カール・シュミット入門 ―― 思想・状況・人物像』(書肆心水、2022年)など。
X ID:@hokusyu1982