[東京 29日 ロイター] - 日立化成<4217.T>で半導体向け素材の検査データに不正が行なわれた疑いがあるとの報道について、取引先企業である東芝メモリは29日、日立化成から9月下旬に検査不正についての連絡を受けていたとするとともに、同社製品を使った自社半導体の品質に問題は出ていないことを明らかにした。ロイターの取材に対し、同社広報が確認した。

27日付の読売新聞によると、日立化成で半導体向け素材の検査データについて不正が行なわれた疑いがあり、同社が取引先に通知していたことがわかった。この素材はパソコンや家電、自動車など幅広い製品に使われており、同社は安全性などについて調査を進めているという。

この報道をめぐり、東証は29日、日立化成株式について注意喚起を行った。検査不正に関する不明確な情報が報道されているため、としている。

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