シェアリング・エコノミーのGDP反映について検討を開始したのはいいけど、日本を待ち受ける笑えない未来

2018年8月21日(火)13時00分

つまり、日本ではシェアリング・エコノミーの中核をなすライドシェアと民泊という巨大産業が制限されており、シェアリング・エコノミーの発展が阻害された状況にあるのだ。もしかすると日本の場合、各種規制によってシェアリング・エコノミーが進展せず、逆に経済統計との乖離が生じないという、笑えない状況となるかもしれない。

ライドシェアや民泊の実施に様々な問題が付随することは多くの人が認識しているが、各国はその中でどうすれば現実的な解決策を見いだせるのか試行錯誤している。日本がこうした努力を放棄し、原則禁止という方針を打ち出しているのは非常に残念なことである。これが日本の経済成長をさらに阻害するようなことにならなければよいのだが......

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