米韓首脳、韓国ミサイルの弾頭重量制限廃止で合意=青瓦台

2017年9月5日(火)04時51分

[ソウル 4日 ロイター] - 韓国の文在寅大統領とトランプ米大統領は4日電話で会談し、北朝鮮による核実験実施を受け、韓国のミサイルの弾頭重量制限を廃止することで合意した。韓国青瓦台(大統領府)が発表した。

現行のミサイルに関する米韓協定では、韓国の配備可能な弾頭重量は最大500キロに定められている。弾頭重量制限の廃止によって、北朝鮮との軍事衝突が発生した場合、韓国側の破壊力は拡大することになる。

射程距離については、現行の800キロを維持する。

両首脳はさらに、国連を通じ対北朝鮮制裁を強化する考えでも一致した。

文大統領はまた、ロシアのプーチン大統領とも電話会談を行い、国連安全保障理事会は北朝鮮への石油供給中断を含む、同国の外貨獲得源をすべて断ち切るべきとの考えを伝えた。

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