ブレグジット後の貿易協定、EUと他国の協定参考に=メイ首相

2017年8月30日(水)16時13分

[大阪 30日 ロイター] - 来日したメイ英首相は30日、英国の欧州連合(EU)離脱後の貿易協定について、EUが現在EU外の国と結んでいる貿易協定を参考にすることを検討していると明らかにした。

首相は、EU離脱を巡る投資家懸念の払しょくに努めたい考え。

英国が自由貿易を主導する立場であることを明確するためにはまず、EUの貿易協定を手本にすることだとし「EUが他国と結んでいる貿易協定は数多くある」とし、そうした協定を英国が他国と結ぶ貿易協定の参考にできるかを検討している、と語った。

EUは、スイスや韓国などと通商協定を結んでいる。

EUと日本は、経済連携協定(EPA)で大枠合意している。首相は、EPAを土台とし、将来の日英の自由貿易協定(FTA)の締結につなげたい考えを示した。

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