BRICS貿易相会合、保護主義への反対で一致
2017年8月2日(水)20時53分
[上海 2日 ロイター] - ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)は、1─2日に上海で開かれていた経済貿易担当相会合で、保護貿易主義に反対し、知的財産権を守っていくことで一致した。
BRICS間の貿易および投資の結び付きを深化させ、多国間貿易システムを「保護し、発展」させていくことで合意した。
会合の声明は「貿易・投資の保護主義に引き続き断固として反対することにコミットし、保護主義的措置を停止・縮小するという既存の約束を再確認した。また、各国に対し、こうしたコミットメントへの参加を呼び掛けた」としている。
貿易相らは知的財産権(IPR)について、BRICS内での法整備や法律執行面での交流・協力に関するガイドラインも承認した。
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