スパイサー前報道官、ホワイトハウス去る方針変わらず=高官

2017年8月2日(水)13時48分

[ワシントン 1日 ロイター] - 米ホワイトハウスの高官は1日、スパイサー前大統領報道官が8月末にホワイトハウスを去る方針は変わらないと明らかにした。スパイサー氏を巡っては、スカラムチ広報部長の解任後、ホワイトハウスにとどまるとの臆測が広がっていた。

同高官は、スパイサー氏がホワイトハウスを去った後の職務のオファーに高い関心を持っており、断るつもりはないと述べた。

スパイサー氏はスカラムチ氏の広報部長就任に反対して大統領報道官を辞任したが、スカラムチ氏は7月31日、就任から2週間経たずに解任された。スカラムチ氏は、政権発足以来大統領首席補佐官を務めてきたプリーバス氏とバノン首席戦略官兼上級顧問の両氏を汚い言葉で非難していた。

トランプ大統領は先週プリーバス氏を更迭し、後任にケリー国土安全保障長官を指名した。

国土安全保障省の高官によると、ケリー氏はベテラン政府報道官のデービッド・ラパン氏を広報部長に起用することを検討している。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ