米共和党、8―10人がオバマケア代替法案に懸念=上院議員

2017年7月17日(月)13時09分

[ワシントン 16日 ロイター] - 医療保険制度改革(オバマケア)代替法案に反対している米共和党穏健派のスーザン・コリンズ上院議員は16日、CNNテレビの番組で、法案に深刻な懸念を抱いている同党上院議員は8ー10人いると述べた。

共和党はオバマケア代替法案の通過を目指しており、同党上院幹部によると、血栓を取り除く手術の後で静養中のアリゾナ州選出のジョン・マケイン議員が復帰して全員がそろい次第、法案の審議を行う予定。

マケイン氏の不在で、共和党が法案を通過させることができるか怪しくなっていた。同党執行部は13日にオバマケア代替の修正案をまとめたが、コリンズ氏は審議入りにも投票しないと既に表明している2人の同党上院議員の1人。

上院(定数100)で共和党は52議席を占めるが、48議席の民主党はオバマケア代替法案反対で一致している。共和党が法案を通過させるためには、反対を表明する2人を除く全員が賛成し、可否同数の場合の副大統領票に結果を委ねる必要がある。

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