米・ロシア首脳、来月のG20で対話すべき=ラブロフ外相

2017年6月29日(木)05時00分

[クラスノダール(ロシア) 28日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は28日、プーチン大統領とトランプ米大統領がドイツで来月開催される20カ国・地域(G20)首脳会議で対話を持たないことは「適切なことではないだろう」との認識を示した。

同外相は、米・ロシアによる正式な二国間協議の計画を巡りメディアの憶測に追加することは何もないとしたうえで「両首脳が同じ都市、同じビル、同じ部屋に居合わすのであるかあら、接触があると想定する」と語った。

両首脳が接触すれば、初の直接会合になるとしたうえで、「多くの課題を巡り対話を持てないのであれば、それは恐らく適切なことではないだろう」とし、両首脳がシリア情勢や平和的解決策を巡り協議する機会を持つことは特に重要との考えを示した。

また、ロシアと米政府間の対話の「正常化」を探ることが必要とした。

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