ベネズエラ野党指導者2人、反政府デモで負傷

2017年5月30日(火)14時09分

[カラカス 29日 ロイター] - ベネズエラの首都カラカスで29日、反政府デモに参加した野党指導者2人が、デモを鎮圧しようとした治安当局者にけがを負わされた。指導者1人と野党議員が明らかにした。

過去に大統領選に出馬した野党指導者のエンリケ・カプリレス氏は会見で「われわれは攻撃を受けた」と述べた。同氏のほか16人が負傷したという。

野党のホセ・オリバレス議員はツイッターで、カプリレス氏の顔の傷を映した写真を投稿。デモでの衝突の際、軍兵士がカプリレス氏をヘルメットで殴ったとした。

オリバレス議員はまた、別の野党指導者のカルロス・パパロニ氏がトラックから放水銃を当てられて地面に倒れ、頭部を縫うけがを負ったと明らかにした。

情報省からのコメントは現時点では得られていない。

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