米政権、北朝鮮巡りホワイトハウスで26日に上院全体に説明

2017年4月25日(火)10時46分

[ワシントン 24日 ロイター] - スパイサー米大統領報道官は24日、ティラーソン国務長官、マティス国防長官、コーツ国家情報長官、米軍のダンフォード統合参謀本部議長が26日にホワイトハウスで、北朝鮮情勢について上院全体に説明すると明らかにした。

政権当局者が議会に足を運び議員に演説を行うことはしばしばあるものの、100人の上院議員全員が今回のような目的でホワイトハウスを訪れ、しかも前述の高官4人が関与するというのは異例だ。

議会側近によると、26日の説明は当初議会内の部屋で行われる予定だったが、トランプ大統領がホワイトハウスへの変更を提案したという。ホワイトハウスで説明を行うことで、米国が対北朝鮮政策の転換に真剣だというメッセージを強調する狙いがあるようだ。

上院外交委員会の民主党筆頭メンバーであるカーディン議員は「(場所は)彼らの選択だ」と述べ、「彼らの政策の目的や、できれば爆弾を落とすことなく、その目的を達成する方策について聞きたい」と語った。

説明は米東部時間午後3時(1900GMT、日本時間27日午前4時)に行われる。

側近らは、下院向けに同様の説明を行うためホワイトハウスと準備を進めているという。

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