韓国検察、朴前大統領の事情聴取実施へ 

2017年3月14日(火)16時43分

[ソウル 14日 ロイター] - 韓国の検察当局は、罷免された朴槿恵前大統領を収賄などの容疑で事情聴取する。ある匿名の検察関係者が14日語った。

15日に朴氏に出頭日を通知し、日程の調整には応じない方針。

朴氏と法定代理人のコメントは得られていない。

憲法裁判所は10日、国会が可決した大統領の弾劾訴追を妥当と判断。朴氏は民主主義下で弾劾され失職する初の大統領となった。

検察は、朴氏が知人の崔順実被告らと共謀し大企業に資金を提供させたほか、崔被告の国政への介入を容認したと指摘。朴氏と崔被告はともに容疑を否認し、朴氏は大統領在任中に事情聴取を拒んでいた。

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