コロンビア左翼ゲリラ、武装解除開始の準備整う=大統領

2017年2月21日(火)15時34分

[ボゴタ 20日 ロイター] - コロンビアのサントス大統領は20日、同国最大の左翼ゲリラ組織、コロンビア革命軍(FARC)の構成員約7000人が国内に設置された武装解除区に到着し、国連への武器引き渡しが開始できる段階に達したと述べた。

FARCは、昨年末に政府と和平合意に調印。これにより中南米で最も長く続き、22万人以上が死亡した武力闘争が終結した。

構成員らはこの数週間、ジャングルや山間部の拠点から徒歩やボートで移動し、国連監視下にある26の武装解除区に到着した。

サントス大統領は、武装解除は6月までに完了すると述べた。

大統領は「この週末、武装解除区への移動が完了し、相互的かつ最終的な停戦と武装解除の協定履行が始まった」と述べた。

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