マクロン氏、ロシア「偽ニュース」の標的に=関係者

2017年2月14日(火)08時14分

[パリ 13日 ロイター] - 仏大統領選の中道系・独立候補、マクロン前経済相の関係者は13日、マクロン氏がロシアメディアによる「偽ニュース」の標的となっており、陣営はロシア国内から数千に及ぶサイバー攻撃を受けていると明らかにした。

マクロン氏が結成した新党「アン・マルシュ(進め)」の幹事長、リシャール・フェラン氏は、ロシア政府系の「ロシア・トゥデイ」と「スプートニク」が、マクロン氏の支持率低下を狙って誤った情報を報道していると話した。

マクロン氏は、右派統一候補のフィヨン元首相が妻への不正給与支給疑惑で支持率を落とす中、大統領選の最有力候補に躍り出た。

欧州支持者のマクロン氏は、欧州が結束して世界でより大きな役割を果たすことを望んでいるため、ロシアの標的になったとの見方をフェラン氏は示した。その上で、フランスの民主主義に対する外国の介入を防ぐため、政府に対策強化を求めた。

ロシアメディアによるマクロン氏の報道は、フィヨン氏がスキャンダルに見舞われてから浮上した。フィヨン元首相はロシアのプーチン大統領について肯定的に語っている。

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