オバマ大統領、キューバとの関係維持をトランプ氏に直接要求へ

2016年12月14日(水)12時49分

[ワシントン 13日 ロイター] - オバマ米大統領は、米国とキューバとの関係の「時計の針を戻す」ことは両国の利益を損なうとして、最近の関係改善を維持するようトランプ次期大統領に求める意向だ。米ホワイトハウスのローズ大統領副補佐官が13日、明らかにした。

ローズ氏によると、現政権は、オバマ氏の政策を維持するようトランプ次期政権を説得する意向だという。

「キューバ問題は、オバマ大統領が米国の利益にとって正しいアプローチだと主張するリストにあり、これからもあり続ける」と、テレビ会談で記者らに述べた。

来年1月20日に就任するトランプ氏は、キューバが米国と「より良い取引」をしない限り、キューバとの関係改善を「終わらせる」と公言。キューバ政府はこれまでのところ、トランプ氏の発言に関するコメントを控えている。

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