仏大統領選、ジュペ元首相がサルコジ氏へのリード拡大=世論調査

2016年10月26日(水)17時05分

[パリ 25日 ロイター] - 2017年のフランス大統領選に向けた中道・右派の候補者指名争いで、ジュペ元首相がライバルのサルコジ前大統領に対するリードを広げた。

25日に公表されたイプソスの世論調査によると、11月20日の予備選第1回投票におけるジュペ氏への支持は先月より4ポイント増の41%で、サルコジ氏は3ポイント減の30%だった。

サルコジ氏は8月に選挙戦を開始した当初、ジュペ氏との差を縮めたが、予備選が近づくにつれ、強硬路線が裏目に出ているとみられる。

ほかに有力な候補がいないため、11月27日の第2回投票はこの2人の直接対決となる見通し。決戦投票におけるジュペ氏の支持率は60%で、先月から4ポインド上昇した。

中道・右派の候補者は、大統領選で勝つ確率が高いとみられている。

調査は10月14─19日に1万7047人の有権者を対象に行われた。

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