クリントン氏、世論調査でリードでも「油断大敵」 米大統領選

2016年10月26日(水)11時27分

[ココナッツクリーク(米フロリダ州) 25日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は25日、11月8日の大統領選の投票日が2週後に迫るなか、世論調査で共和党のドナルド・トランプ候補に対して明らかなリードを保っていることを踏まえ、支持者らに油断しないよう呼びかけた。

クリントン氏は、激戦州の1つであるフロリダ州のココナッツクリークで開かれた選挙集会で、民主党に気を緩める余裕はないと警告。接戦が予想されることから、忘れずに「投票に出かけて欲しい」と訴えた。

政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の10月中旬以降の全国世論調査によると、過去に女性にわいせつな行為をしたとの報道や、敗れた場合に選挙結果を受け入れないことを示唆する発言で非難を浴びるトランプ氏を、クリントン氏は平均5%ポイント以上リードしている。

また、ブッシュ米共和党政権で国務長官を務めたコリン・パウエル氏が25日にクリントン氏に投票する考えを表明したことも、同氏をさらに支援している。

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