クリントン氏、現時点で米大統領選実施なら95%の確率で勝利=調査

2016年8月25日(木)07時23分

[ニューヨーク 24日 ロイター] - ロイター/イプソスの調査で、現時点で米大統領選挙が実施された場合、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が激戦州のフロリダ州、オハイオ州、バージニア州などを制し、共和党候補のドナルド・トランプ氏を95%の確率で破り当選するとの見通しが示された。

ロイター/イプソスは世論調査のほか、さまざまなシナリオの下で想定される有権者の投票パターンの分析を総合。その結果、クリントン氏の支持率はトランプ氏を6%ポイント上回っており、19州でトランプ氏をリードしていることが分かった。これらの州には有権者数が多く大統領選の結果を大きく左右すると考えられている州のほとんどが含まれている。

調査によると、現時点で大統領選が実施されれば、クリントン氏は少なくとも268人の選挙人を獲得、当選に必要な数に2人まで迫るとみられている。これに対し、トランプ氏は人口が少なめの州を多く含む少なくとも21州で勝利し、獲得選挙人の数は少なくとも179人になるとの予想が示された。

ただペンシルバニア州、ミシガン州、ノースカロライナ州など8州では、両氏の支持率は拮抗。11月8日の選挙までまだ10週間ほどあり、今後情勢が大きく変わる可能性もある。

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