シンガポール、第2四半期レイオフ数が過去7年で最多 失業率上昇

2016年7月28日(木)16時33分

[シンガポール 28日 ロイター] - シンガポール人材省が28日発表した第2・四半期のレイオフ人数は過去7年で最多となり、失業率は2.1%と2014年第1・四半期以来の高さを記録した。

経済成長が低迷する中、労働市場の需給の緩みが拡大している兆候が示された。

第1・四半期の失業率は1.9%だった。

第2・四半期のレイオフ人数は5500人に増加。世界的な金融危機に見舞われ、シンガポールがマイナス成長を記録した2009年第2・四半期の5980人に次ぐ多さとなった。

製造業でのレイオフ人数は前四半期から減少した一方、サービス業でのレイオフ人数は増えた。

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