英ＥＵ離脱、欧州経済に悪影響及ぼした兆候ない＝独連銀総裁

［成都（中国）　２４日　ロイター］ - ドイツ連銀のワイトマン総裁は２４日、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱決定が欧州経済に悪影響を与えた兆候はまだ見られないが、それがもたらすリスクがドイツの成長に影響する可能性はある、と述べた。

同総裁は、Ｇ２０は、英国のＥＵ離脱決定にもかかわらず世界経済は２０１６─２０１７年に改善するとの認識で一致したと明らかにした。その上で、ＥＵ離脱は、拡張的な財政政策の言い訳に使われるべきではないと付け加えた。