自衛隊に破壊措置命令、北が弾道ミサイル発射の兆候=政府関係者

2016年5月30日(月)21時04分

[東京 30日 ロイター] - 中谷元防衛相は北朝鮮が弾道ミサイルを発射する兆候があるとして、自衛隊に対し迎撃態勢を取るよう命じる破壊措置命令を出した。政府関係者が30日、明らかにした。

命令を受け、自衛隊は東京・市ヶ谷の防衛省敷地内に地対空ミサイル「PAC3」を展開した。

北朝鮮は今年に入って弾道ミサイル発射や核実験を行うなど、挑発行為を繰り返していたが、36年ぶりの労働党大会が終了した今月上旬以降は沈静化していた。日本政府は11日に破壊措置命令を解除していた。

*内容を追加して再送します。

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