サンダース、トランプ両氏が異例の討論対決に関心

2016年5月27日(金)12時37分

[ワシントン 26日 ロイター] - 米大統領選で民主党の候補指名を目指す、バーニー・サンダース上院議員と、共和党指名候補が確実となったドナルド・トランプ氏が26日までに、異例の討論対決に関心を示した。

両氏はこれまで、各政党内で候補指名獲得を狙う競合相手と討論に臨んできた。ただ大統領選では、両党の候補が指名獲得後に討論するのが通例で、実現すれば異例の事態となる。

トランプ氏は25日、ABCの番組に出演、サンダース氏と討論すれば番組の視聴率が上がると自信をみせた。討論で得られた収入を慈善活動に寄付する考えも示した。

サンダース氏は26日、ツイッター投稿で「勝負にのった」と応じ、6月7日の予備選前のカリフォルニア州開催に期待感を表明した。

トランプ氏陣営の広報担当者は、正式な予定はまだないと話した。サンダース氏陣営の担当者は現時点で、コメントの求めに応じていない。

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