原油相場は回復、OPEC総会で政策変更の公算小さい=関係筋

2016年5月26日(木)22時01分

[ドバイ/ロンドン 26日 ロイター] - 複数の関係筋は26日、石油輸出国機構(OPEC)当局者らが原油市場の状況について一段と前向きに捉えているとの見方を示し、来週6月2日の総会で政策が変更される可能性は低いことを示唆した。

今年1月には27ドルと12年ぶり安値をつけていた北海ブレント原油先物は、足元50ドルまで回復。こうした原油動向をにらみつつ、OPEC加盟国の各国代表らは総会に向け、前日までの2日間協議を行った。

ある関係筋は「相場は良好に推移しており、在庫は低下しつつある。OPEC以外からの供給は今後さらに縮小するだろう」と指摘。別の関係筋も、会合での市場に対する見方は概ね改善していたと話した。

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