米国は景気回復持続の必要、欧州では進展みられる=オバマ大統領

2016年5月26日(木)21時46分

[伊勢/志摩 26日 ロイター] - 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席しているオバマ米大統領は、サミットでは米国での経済成長を維持する必要性や、欧州経済に進展がみられはじめたことなどを討議したと語った。

大統領は、北朝鮮は核兵器を保有することに執着しているとし、同国の核開発問題は中期的に深刻な脅威であると指摘。ただ、中国など各国の関与により進展がみられるとの見方を示した。

同大統領は記者団に「中国との討議や協議で中心議題となっている問題だ。中国や地域の各国からはよりよい反応を得ており、北朝鮮による、武器やミサイル材料の他国への売却リスクを軽減する可能性がある」と述べた。

また、米大統領選挙で共和党候補指名が確実となっているドナルド・トランプ氏については、同氏の発言は注目を集めることを狙ったもので、米国の安全や世界の安定のために必要なものではないと指摘。他のG7首脳は困惑しているとの考えを示した。

*内容を追加します。

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