加森林火災が北へ拡大、オイルサンド労働者が避難

2016年5月17日(火)12時40分

[カルガリー(加アルバータ州)16日 ロイター] - カナダの大規模森林火災は16日夜、オイルサンド(油砂)の開発拠点、アルバータ州のフォートマクマレー一帯の火が急速な勢いで北に拡大しており、消防隊の焦点は市北部の主要な油田施設の保護に移った。複数の当局者が明らかにした。

ウッドバッファローの地域当局によると、炎が急速に移動したため、フォートマクマレー郊外の作業キャンプから約4000人が避難した。

サンコー・エナジーとシンクルード・カナダの2社は対象地域から従業員を避難させたことを確認した。両社の主要施設は火災地域から15─20キロ離れているが、警戒通知が出されているという。

アルバータ州非常事態管理局の責任者スコット・ロング氏は記者団に対し、「われわれは石油・ガス施設に緊急性を感じている」と述べ、現在のところフォートマクマレー自体は安全のようだとの認識を示した。

複数の当局者によると、炎は16日も制御不能で、28万5000ヘクタールに広がっている。16日夜の時点で毎秒30─40メートル移動しており、市北部の重要な防火帯を越えてオイルサンドのキャンプがある地帯へと広がった。

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