インドネシア、配車アプリにタクシー運転手ら数千人が抗議
2016年3月22日(火)18時14分
[ジャカルタ 22日 ロイター] - インドネシアの首都ジャカルタで22日、ウーバーやグラブなどの配車アプリに対し、既存タクシーの運転手数千人が抗議行動を起こした。
ブルー・バードやエクスプレス・トランシンド・ウタマの車両が幹線道路を封鎖し、既存のタクシー運転手とアプリの仕事に従事するバイク運転手との間で衝突が起きるなどしている。
インドネシアでは、Go-jek、グラブ、ウーバーなどの配車アプリによる安価なタクシーの普及で従来型のタクシーの収益性が悪化、最大手のビジネスモデルが脅かされる事態となっている。
ジョコ・ウィドド大統領は新規参入による競争の促進を歓迎しているが、ジョナン運輸相は、公共輸送機関として登録し、既存のタクシー同様の規則を順守しないかぎり、ウーバーなどの企業は違法との見解を示している。
一方、配車アプリ会社を統括する通信省は、これら企業の営業は可能としている。
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