トランプ氏、イスラエルとの強固な同盟を公約 米大統領選に向け

2016年3月22日(火)09時49分

[ワシントン 21日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏は21日、11月の本選で勝利すれば米国とイスラエルの強固な同盟を追求すると公約した。

また、国連が自らの意思をイスラエルに押し付けようとすれば抵抗すると述べた。

同氏は米イスラエル広報委員会(AIPAC)向けの演説で、イスラエルとパレスチナの交渉ではイスラエル側に立つと表明。「パレスチナは米国とイスラエルの結束が壊れることはないということを知った上で交渉の席に着かなければならない」と述べた。

また「イスラエルはユダヤ人の国家であり、永遠にユダヤ人国家として存在することを受け入れるつもりで交渉の席に着かなければならない」とも指摘した。

トランプ氏はこれとは別にCNNとのインタビューで、米国は北大西洋条約機構(NATO)向けの支出を削減すべきとの考えを示したほか、在イスラエル米国大使館をエルサレムに移転すると述べた。

キューバとの関係については、大統領に選出されても経済・外交関係の正常化を継続するだろうとした。

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