原油先物3%安、米在庫統計に警戒感

2016年3月16日(水)02時34分

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 15日の原油先物相場は続落。価格が40ドル台まで戻したことで、テクニカル的なレジスタンス(抵抗線)が意識されたほか、翌16日に発表される米エネルギー情報局(EIA)週間石油在庫統計への警戒感が広がった。

プリンス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「低調な石油需要の恐れがあるにもかかわらず石油輸出国機構(OPEC)が市場への石油供給を継続するとの懸念から、買いが後退している」と述べた。

北海ブレント原油先物5月限は2.6%安の38.53ドル。米国原油の指標であるWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)原油先物4月限は2.8%安の36.13ドル。米改質ガソリン(RBOB)先物4月限は2%安の1.3970ドル。

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