豪小売売上高、1月は前年比+4.0% 家庭用品の伸びで

2016年3月4日(金)13時19分

[シドニー 4日 ロイター] - 豪連邦統計局が発表した1月の小売売上高は、季節調整済みの前月比0.3%の増加で、市場予想(0.4%増)をわずかに下回った。

前年比では4.0%増。家庭用品が大きく伸びた。

家計部門の支出は豪国内総生産(GDP)の56%を占めている。一方、鉱山部門が占める比率は9%以下にとどまっている。

ANZの豪経済担当責任者のフェリシティー・エメット氏は「非鉱山部門への移行が起きており、家計部門が経済回復をけん引している」と指摘した。

インターバンク先物市場が織り込む5月の利下げ確率は34%と、今週初めの60%から低下した。

3日発表された新車販売は1月と2月はそれぞれの月で過去最高となった。2日発表の新規住宅販売も1月は前月比3.1%増加した。

*内容を追加し、写真をつけて再送します。

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