ビンラディン容疑者の遺産33億円、「遺書」で聖戦への使用望む

2016年3月2日(水)10時20分

[ワシントン 1日 ロイター] - 米国家情報長官室(DNI)は1日、国際武装組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者が生前、少なくとも2900万ドル(約33億円)に上る資産の大半をジハード(聖戦)に使うよう指示した「遺書」とみられる書簡などを公開した。

公開されたのは113点の文書で、2011年に米特殊部隊が急襲したビンラディン容疑者の隠れ家から押収されたものの一部。昨年5月にも一部が公開されていた。

遺書とみられる文書は手書きのアラビア語で書かれ、「スーダンに残したすべての金を、アラー(神)のためジハードに使われることを望む」などと記されている。

ビンラディン容疑者は1996年までの5年間、スーダンに住んでいた。

*見出しを変更して再送します。

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