英国のEU改革協議、好条件引き出せないとの世論優勢

2016年2月15日(月)14時42分

[ロンドン 13日 ロイター] - 英インディペンデント紙とサンデー・ミラー紙の委託でコムレスが実施した世論調査によると、英国が欧州連合(EU)との間で行っている改革協議について、キャメロン首相が18─19日の首脳会議で良い条件を「引き出せない」と考えている国民が全体の58%おり、「引き出せる」との回答は21%にとどまった。

経済状況については、EUに「残留すれば」より良くなると考えている回答者が39%、「離脱したほうが」より良くなるとの回答は36%だった。

キャメロン首相は、EU改革が実現すれば加盟を継続したいとの意向を繰り返し示しており、英国とEUの交渉担当者は改革計画の大半で合意に達したとしている。ただ、移民問題など最終的な詰めが必要な案件がまだ残っている、という。

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