安倍改造内閣、今夕発足へ 「1億活躍相」に加藤氏

2015年10月7日(水)14時42分

[東京 7日 ロイター] - 安倍晋三首相は7日、第3次安倍改造内閣で、政権の新たな看板となる「1億総活躍社会」の担当相に加藤勝信官房副長官を起用する閣僚人事をまとめた。閣僚19人のうち9人を新たに入閣させ、来年の参院選に向け政権基盤を強化する。

菅義偉官房長官が同日午後、閣僚名簿を発表した。加藤官房副長官が1億総活躍担当相、林幹雄衆院議院運営委員長が経済産業相に就くほか、河野太郎衆院議員を国家公安委員長兼行政改革担当相に充てる。

法相には岩城光英参院議員、文部科学相に馳浩衆院議員、農林水産相に森山裕衆院議員が新たに入閣するほか、環境相に丸川珠代参院議員、国土交通相に石井啓一公明党政調会長、復興相に高木毅衆院議員がそれぞれ就任する。

一方、麻生太郎副総理兼財務相、菅官房長官、甘利明経済財政担当相ら主要閣僚は留任させ、政権基盤のさらなる強化を図る方針だ。

第3次安倍改造内閣は今夕、皇居での認証式を経て正式に発足する。

内閣改造に伴う自民党役員人事については、午前の臨時総務会で谷垣禎一幹事長、二階俊博総務会長、稲田朋美政調会長、茂木敏充選対委員長の党4役と、高村正彦副総裁の続投が決まった。

*内容を追加します。

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