クリントン氏、薬物依存の撲滅で75億ドルの基金創設を提案

2015年9月3日(木)17時51分

[ワシントン 2日 ロイター] - 2016年米大統領選民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官は、違法薬物やアルコール依存症の撲滅を目指し、100億ドル規模の対応策を打ち出すと発表した。同計画には、75億ドルの連邦政府基金創設が含まれる見込み。

これは、薬物依存症に関連する予防や治療、薬の処方など何らかの医学的対応や犯罪などの対策を実行する各州を支援するための基金。

ニューハンプシャー州の地元紙によれば、クリントン氏は同州の最初の遊説地でこの計画を発表した。引退したある医師が、この国が直面している最大の問題は薬物中毒だとクリントン氏に訴えたという。

1日に掲載された記事のなかでクリントン氏は「どの州でも、小さな町から大都市まであらゆる社会的立場の人が、何度も繰り返しこの問題を口にしている」と述べた。薬物乱用は、同氏の遊説活動のなかで早くから予想以上に重要なテーマとなっている。clinton

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