タイ爆発、実行犯と似た外国人逮捕 旅券に「ウイグル出身」

2015年9月2日(水)12時50分

[バンコク 1日 ロイター] - タイの警察当局は1日、首都バンコクで起きた爆発事件で2人目の容疑者となる外国人の男を逮捕した。当局はこの男が事件で「重要な役割」を果たしたとみているが、実行犯とみられる黄色いシャツの男かどうかは確認できていない。

警察のスポークスマンは、カンボジアとの国境付近で逮捕された2人目の容疑者について、8月17日に20人が死亡した爆発のほか、翌18日の小規模な爆発にも関与した疑いがあるとの見方を示した。

17日の爆発では、黄色いシャツを着てバックパックを背負った男が爆発前に現場を立ち去る姿が監視カメラに映っていたが、同スポークスマンは逮捕された男がこの人物かどうか確認できないとし、「似ている」と語るにとどめた。

一方、ソーシャルメディアでは、この容疑者が中国・新疆ウイグル自治区の出身であることを示すパスポート写真が拡散しているが、警察スポークスマンは当局が発表したものではないと述べた。

*写真を差し替えて再送します。

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