米国務長官、来週エジプトと中東訪問 イラン核合意など協議

2015年7月28日(火)13時27分

[ワシントン 27日 ロイター] - ケリー米国務長官は来週、エジプトのカイロと中東のドーハを訪れ、米欧など6カ国とイランとの間で締結された核合意や、過激派組織「イスラム国」との戦いについて協議する。

同国務長官は8月2日にカイロを訪問し「戦略対話」に臨む。米国務省によると「米国とエジプトの永続するパートナーシップをあらためて確認する」見通しだ。

3日にはドーハに向かい、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、クウェート、オマーン、カタールから構成される湾岸協力会議(GCC)加盟国と会談する。米政府高官によると、議題はイランの核合意やシリアの紛争、過激派組織「イスラム国」との戦いだという。

ドーハでは、ロシアのラブロフ外相とも会談する予定。

その後、東南アジアを訪問し、中国による南シナ海の領有権主張問題など、米国も共有する域内懸念事項について話し合う。

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