自衛隊とフィリピン海軍、南シナ海で初の共同訓練

2015年5月13日(水)10時53分

[マニラ/東京 12日 ロイター] - 海上自衛隊とフィリピン海軍は12日、南シナ海で初の共同訓練を実施した。中国が南シナ海や東シナ海での動きを活発化させる中、両国は安全保障面で連携を強めている。フィリピン海軍によると、実施したのは他国艦船との予期せぬ衝突を防ぐ「海上衝突回避規範(CUES)」と呼ばれる訓練。

両国は今年1月に防衛協力の覚書を締結し、共同訓練を本格化することなどで合意していた。

南シナ海をめぐっては、中国が大半の領有権を主張。また、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾も同様の権利を求めている。

また、日本の海上保安庁の巡視船がベトナムで今週、捜索・救助に関する訓練を行う。

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