中国、大気汚染のデータ改ざん撲滅へ監督強化=新華社

2015年4月2日(木)13時54分

[北京 2日 ロイター] - 中国環境保護省の呉曉青・次官は、大気の品質に関するデータ改ざんを撲滅するため、監視を強化する方針を明らかにした。同次官は一部の地方政府が国の基準を満たすためにデータを操作していると非難した。

新華社が発言を引用したとことによると、呉次官は一部でデータの改ざんが見受けられることについて、政府や環境保護当局の信頼性が著しく損なわれ、環境モニタリングの取り組みが阻害されると指摘。次官は「データの信頼性を維持することが肝心」だと述べた。

同省と直接連携している監視センターが、他拠点のデータ確認を支援するという。

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