北海ブレント一時56ドル割れ、ドル高と供給過剰で1カ月ぶり安値

2015年3月11日(水)21時40分

[ロンドン 11日 ロイター] - 11日の原油先物相場で、北海ブレントが一時56ドルを割り込み、1カ月ぶりの安値をつけた。ドル高と世界的な供給過剰が圧迫している。

ロシアのノバク・エネルギー相はロイターとのインタビューで、原油輸出が今年、増加する見通しだと述べた。一部では原油安を受けて生産が減少するとの見方が出ていた。

北海ブレント先物4月限は一時、1バレル=55.92ドルまで下落。1126GMT(日本時間午後8時26分)までには、ほぼ横ばいの56.39ドルまで戻している。

米原油先物4月限は0.24ドル高の同48.53ドル。

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