来月のG20、温暖化対策は主要議題のひとつ=メルケル独首相

2017年6月29日(木)20時58分

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は29日、同国のハンブルクで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議では温暖化対策が主要議題のひとつになると述べた。

首相は議会で、トランプ米大統領が、地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」の離脱を決定したことを受け、欧州連合(EU)が温暖化対策で指導力を発揮することが一段と重要になったと説明。

「米国のパリ協定離脱決定により、われわれは今まで以上にパリ協定の成功に向け断固たる意思を持っている」と述べ「現在のチャレンジに立ち向かう必要があり、地球上の全ての人が科学的根拠を確信するまで待つことはできない」と強調した。

首相さらに、通商問題についても協議されると述べた。G20は7月7─8日の日程で開かれる。

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