東京マーケット・サマリー(26日)

2017年5月26日(金)18時30分

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 111.24/26 1.1217/21 124.79/83

NY午後5時 111.82/85 1.1209/12 125.34/38

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の111円前半。朝方は実需勢の買いが見られたが、日経平均が下げ幅を拡大し米長期金利が一段安となるなか、短期筋の週末を控えたポジション調整が一巡するとドルはじりじりと値を下げた。

<株式市場>

日経平均 19686.84円 (126.29円安)

安値─高値   19686.49円─19801.59円

東証出来高 15億6361万株

東証売買代金 2兆1551億円

東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落した。前日の米株は続伸したが、為替が1ドル111円台半ばと伸び悩んだことが主力輸出株の重しとなった。石油輸出国機構(OPEC)と産油国は25日、原油減産を9カ月間延長することを決定した。だが、延長は予想通りで材料出尽くしと受け止められ、米原油先物は下落。東京市場でも石油関連株が弱含んだ。後場にドル/円JPY=がやや円高に振れると、指数は一段安となった。

東証1部騰落数は、値上がり379銘柄に対し、値下がりが1538銘柄、変わらずが99銘柄だった。

<短期金融市場> 17時06分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.055%

ユーロ円金先(17年9月限) 99.960 (+0.005)

安値─高値 99.955─99.965

3カ月物TB -0.132 (-0.003)

安値─高値 -0.132─-0.132

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.055%になった。週末を迎えたが、資金調達意欲が高まらずに落ち着いた取引。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.061%とマイナス幅を縮小した。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.056%と横ばい。国庫短期証券(TB)買い入れは、落ち着いた結果になった。業者間取引で3カ月物の国庫短期証券(685回)は強含み。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。

<円債市場> 

国債先物・17年6月限 150.73 (+0.17)

安値─高値 150.61─150.75

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.035% (-0.010)

安値─高値 0.045─0.035%

長期国債先物は続伸。前日の米債市場からの影響が限られるなか、日経平均株価が弱含みとなったことから買いが優勢になった。現物債はしっかり。日銀の国債買い入れオペが市場想定通りに通告されたことに加え、超長期ゾーンの需給の引き締まりを意識する結果になったことから利回りに低下圧力がかかった。長期ゾーンも、日銀オペが無難な結果に収まったため、先物高を手掛かりに国内銀行勢とみられる買いが入った。中期ゾーンは底堅い。

<スワップ市場> 16時40分現在の気配

2年物 0.09─-0.00

3年物 0.10─0.00

4年物 0.11─0.01

5年物 0.13─0.03

7年物 0.18─0.08

10年物 0.27─0.17

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