日銀審議委員に片岡氏と鈴木氏が就任へ、衆参両院が同意

2017年5月26日(金)15時24分

[東京 26日 ロイター] - 衆院は26日午後の本会議で、日銀審議委員に三菱UFJリサーチ&コンサルティング・上席主任研究員の片岡剛士氏(44)と、三菱東京UFJ銀行・取締役の鈴木人司氏(63)を充てる政府の同意人事案を与党などの賛成多数で可決した。

参院は24日の本会議で可決しており、片岡氏と鈴木氏の日銀審議委員起用が決まった。内閣の任命を経て7月24日に就任する見通し。任期は5年間。

衆院の採決では、片岡氏の起用に民進、共産、社民の3会派が反対。鈴木氏には民進、共産、自由、社民が反対した。

日銀審議委員は、日銀の最高意思決定機関である政策委員会のメンバーで、同委員会は総裁1人、副総裁2人、審議委員6人で構成されている。年8回定例開催する金融政策決定会合において当面の金融政策運営の方針などを決める。

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